痩身サプリに注意喚起
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所は12日、シンガポールHSA(保健科学庁)が医薬品成分を含有する健康食品に注意喚起を行ったと伝えた。
痩身効果をうたってウェブサイトやソーシャルメディアを通じて販売されていた製品をHSAが検査したところ、医薬品成分「シブトラミン」が検出された。
現在、同品を摂取して、動悸・吐き気・極度の口渇・片頭痛・めまいなどを生じたという健康被害が3件報告されているという。性別・年齢は不明。
HSAは、消費者に対して同品を使用しないこと、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関を受診すること、大げさに有効性をうたう健康製品を使用しないよう勧告している。