男性用ローションの広告が景品表示法に抵触するとして、販売会社の（株）エムアンドエム（東京都港区、帆足拓馬代表）に表示の停止を求めた件について、適格消費者団体の埼玉消費者被害をなくす会（さいたま市浦和区）は3日、同社から寄せられた「回答書」を公表した。

　同会は、ウェブサイトで男性用ローション『ZerofactoR　Zローション』などを販売する際に、定期購入の条件が容易にわかるように表示しないまま、「初回￥980で申し込む！」などと記載していたと指摘。景表法で禁止する有利誤認表示に当たるとして、表示の停止を求めている。

　回答書で同社は、各サイトについて、（1）「初回￥980」を強調する表示の箇所を削除する、（2）「初回￥980」を強調する表示が残る箇所には、継続購入の条件を明記する――などと説明している。