消費者庁、疾病リスク低減表示の調査 5カ国・地域を対象に
消費者庁は5日、2019年度中に「疾病リスクの低減に関する表示に係る調査事業」を実施するため、委託先の公募を開始した。特定保健用食品(トクホ)制度のテコ入れに向けて、疾病リスク低減表示トクホの拡充を検討するための基礎資料とする考えだ。調査事業の委託先は8月8日に決定する。
調査事業では、米国・EU・豪州・ニュージーランド・カナダで行われている疾病リスク低減表示について、各国の制度内容や表示の要件、評価手法といった詳細な情報を収集。また、現地で関係者へのヒアリングを実施する。来年3月13日までに報告書を取りまとめ、消費者庁へ提出するとしている。