消費者庁、デジタルプラットフォーム利用ガイドブックを公表
消費者庁は1日、「デジタルプラットフォームを介した取引の利用者向けガイドブック」を公表した。インターネット上のショッピングモールやフリマサイトの利用に不慣れな消費者が、トラブルに巻き込まれないためのチェックポイントを整理した。
同ガイドブックは、インターネット上のマーケットプレイス、オークション、フリマを想定。ショッピングモールなどで商品を購入する場合と、フリマサイトなどで売りたい物を出品する場合に分けて、トラブルを未然に防ぐための留意点を挙げている。
同ガイドブックは詳細な内容のため、「消費生活センターなどで利用してほしいと考えている」(消費者政策課)という。消費者庁では、今夏に取りまとめるネット取引に関する各検討会の報告書を踏まえて、高齢者や若年層を含む一般消費者が理解しやすいリーフレットを作成する計画を示している。