消費者庁、「賞味期限」の愛称を募集
消費者庁の伊藤明子長官は22日の定例記者会見で、食品ロス削減推進の一環として、加工食品の「賞味期限」の愛称を募集すると発表した。これと合わせて、「私の食品ロス削減スローガン&フォト」も募集する。応募はSNS(ツイッター)で9月11日まで受け付ける。
おいしく食べることができる期限を意味する「賞味期限」と、安全面を心配することなく食べることができる期限を意味する「消費期限」について、その違いを理解している消費者は約7割にとどまっている。
「賞味期限が来たら食べられないと思って廃棄することもあり、食品ロスにつながらないという指摘がある」(伊藤長官)。「賞味期限」の愛称を設けて、その正しい意味を多くの消費者に理解してもらう考えという。
応募作品のなかから大臣賞と長官賞を決定し、10月に公表する。10月以降の食品ロス削減に関するイベントなどで活用する方針だ。
※詳細は消費者庁のホームページを参照。
(写真:22日の定例記者会見で発表する伊藤長官)