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機能性関与成分の分析結果を開示 DHC、販売する全ての機能性表示食品を対象に

 ㈱ディーエイチシー(東京都港区、宮﨑緑社長)は5日、機能性表示食品の機能性関与成分に関する分析結果の公表を開始した。同社で販売しているサプリメントを中心とする32種類全ての機能性表示食品について、同社のオンラインショップ上に直近2~3ロット分の分析結果を掲出。今後発売する商品についても同様にする。消費者庁に届け出ている機能性関与成分の含有量が担保されていることを“見える化”し、これまで以上に消費者が同社のサプリメントを安心して利用してもらえるようにする狙いだ。

 分析結果の掲出開始に合わせて同社が発表した。自社の品質管理室で実施している機能性関与成分含有量の全ロット分析のうち、直近2~3ロット分の分析結果を更新しながら伝えていく。現時点で分析結果は、同社オンラインショップ上の各商品ページ個別にではなく、一覧のかたちで掲出。一覧は、オンラインショップ上の以下のページに置かれた「他の商品も見る」のリンク先で確認できる。
https://www.dhc.co.jp/goods/goodsinfo.jsp?f=dhc_sup.jsp&category=health#analysis
 
 今回の発表でDHCは、同社が販売するサプリは、(公財)日本健康・栄養食品協会や(一社)食品健康食品規格協会といった第三者が審査・認定するサプリGMP認証を取得した国内工場で製造している、としつつ、その品質管理は「工場に加えて当社の品質管理室でも行っている」と説明。その上で、機能性表示食品に関しては、「表示する機能性を発揮するのに十分な機能性関与成分が含まれていることを担保するために、自社の品質管理室で全ロットの成分を分析・している」とした。5日から、その結果を開示していく。

 また同社は発表で、「品質にかける想い」を表明。「安全性を第一に考えたものづくりをしている。その中でも、原料の選定は厳密に行っている。国のガイドラインはもちろん、社内ではさらに厳しいチェック項目を設け、原料メーカーと当社の品質管理室によるダブルチェックをクリアした原料だけを使用している」とした。

【石川太郎】

(冒頭の写真:DHCの品質管理室。高速液体クロマトグラフィー等を用いて成分分析を行っている様子。文中の画像:機能性関与成分含量分析結果の掲出例。いずれも同社の報道発表から)

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