機能性素材を一般加工食品市場へ サビンサジャパン、アプリケーション例を開発
㈱サビンサジャパンコーポレーション(東京都豊島区、佐次本英行社長)は今月12日から14日まで都内で開催される「食品開発展」に出展し、同社で原材料販売を手がける機能性食品素材を配合した一般食品や飲料類のアプリケーション例を紹介する。サプリメント・健康食品から一般加工食品まで同社製品の市場を広げたい考え。外部の協力先と連携して開発した一般加工食品のサンプル配布も行い、応用事例を具体的に提示する。
粉末飲料、美容ゼリーからグミ、ラスクまで
会期中に展示、サンプル配布する一般加工食品は、硝酸塩を規格化した赤ビートルート(ビーツ)抽出物「サビート」およびヒドロキシクエン酸を50%以上含むガルシニアカンボジア抽出物「シトリン」を配合した粉末飲料を始め、テトラヒドロクルクミノイドを規格化した秋ウコン抽出物「ホワイトクルクミノイド」を配合した美容ゼリー。
また、主力製品の「クルクミンC3コンプレックス」(クルクミノイド高含有秋ウコン抽出物)を配合したグミ、同じくC3コンプレックスを始め有胞子性乳酸菌「ラクトスポア」やピペリンを規格化した黒コショウ抽出物「バイオペリン」を添加した焼き菓子(ラスク)──などを展示、サンプル配布する予定だ。
インドの伝統医学、アーユルヴェーダで使用されてきたハーブを中心にした植物抽出物メーカー、サミ・サビンサグループリミテッド(インド・ベンガルール)の日本法人として国内市場の開拓を開始して20年を超えた。サプリメント・健康食品市場では認知を獲得することができたが、一般加工食品市場ではほとんど知られていない。「販路を一般加工食品にも広げることで、『サビンサ』のブランドを食品市場全体で確立できるように努めたい」としている。
<COMPANY INFORMATION>
所在地:東京都豊島区南池袋2-32-1 第4タクトビル6階
TEL:03-5979-7240
URL:https://www.sabinsa.co.jp/
事業内容:植物由来規格化抽出物などの流通販売