植物性・動物性たんぱく質の同時摂取、効率的に吸収
キューサイ(株)(福岡市中央区、神戸聡社長)はこのほど、ラットを用いた試験により、植物性たんぱく質と動物性たんぱく質を同時に摂取すると、たんぱく質をより効率的に吸収できることを確認したと発表した。
吸収性を検証するため、「植物性(大豆)たんぱく質+動物性(乳)たんぱく質を含む食品」と「動物性(乳)たんぱく質のみの食品」をラットに与え、0・45・90・135・180分時点の血中BCAA濃度を測定。その結果、植物性・動物性たんぱく質を同時に摂取する方が、たんぱく質の吸収に持続性が認められたという。
また、試験食品をラットに1日に1回、17日間にわたって与え、筋湿重量を測定した。その結果、植物性・動物性たんぱく質を同時に摂取した方が、筋肉の萎縮を抑制する傾向が見られたと報告している。