栃木県、定期購入トラブルなど「健康食品」「化粧品」の消費者相談が増加
栃木県がこのほど発表した「2019年度上期の消費生活相談の概況」によると、健康食品・化粧品通販の定期購入トラブルに関する相談が増加傾向にある。
上期(4~9月)の総相談件数は9,422件で、前年同期よりも2,491件減少した。一方、「健康食品」や「化粧品」については、通信販売でお試し価格の広告を見て、1回限りで購入したつもりが定期購入契約だったというトラブルが多く、「健康食品」が108件増、化粧品が141件増となった。
スマートフォンでお試し無料の広告を見て健康食品を申し込んだものの、実際は定期購入だったため解約したいが、電話がつながらないという相談が寄せられている。
年代別の上位5商品・サービスを見ると、19歳以下で「健康食品」に関する相談が第3位に入った。