東京都が健康食品試買調査、125品目中116品目で不適切な表示
東京都は24日、2019年度健康食品試買調査結果を発表した。125品目を買い上げて調査した結果、116品目で「免疫力を高める」などの不適正な表示・広告が認められた。都は事業者に対し、改善などを指導している。
販売店で購入した39品目中30品目、インターネットなどの通信販売で購入した86品目の全品で、不適切な表示や広告が見られた。
関係法令に違反または違反の疑いがあるのは、「免疫力増強」系が16品目、「美白・美容、美肌」系が15品目、「ダイエット効果」系と「男性機能向上」系がそれぞれ14品目、「抗糖化・エイジングケア」系が13品目など。
不適切な事例として、「免疫力を高める」、「風邪の予防に」、「抜け毛や白髪の予防」、「アレルギー改善」などを挙げた。