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東京都、健康食品3製品の販売中止を指示

東京都は6日、いわゆる健康食品を対象とした試売調査の結果、3製品から医薬品成分を検出したと発表した。医薬品医療機器等法の違反により、製品を販売した都内の店舗に対し、販売中止と自主回収を指示した。

 医薬品成分が検出された健康食品は、『キングパワー』(問い合わせ先:泰進堂(東京都台東区))、『MACALIGO マカリゴ』(輸入者:(株)アントレックス(東京都新宿区))、『姫アグラ』(輸入者:邦文の記載なし)。

 『キングパワー』からは医薬品成分のタダラフィルを検出。海亀板、鹿茸、クコの実、霊芝などを配合し、精力増強食品とうたっていた。『MACALIGO マカリゴ』からもタダラフィルが検出された。マカ・オリゴ糖加工品として販売されていた。また、『姫アグラ』からはシルデナフィルが検出された。

 都は都民に対し、シルデナフィルやタダラフィルは勃起不全(ED)治療薬の有効成分で、ほてり・潮紅・頭痛・消化不良などの副作用が報告されていると注意を呼びかけた。

(写真:『MACALIGO マカリゴ』)

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