東京都、ミドリムシ燃料で定期便運行 30・31日、調布~大島・新島・神津島・三宅島間を飛行
㈱ユーグレナ(東京都港区、出雲充社長)が製造・販売しているバイオジェット燃料「サステオ」を使用したジェット機が30日と31日、調布飛行場から飛び立つ。東京都がきのう(23日)発表した。
東京都は30日と31日、調布~大島、調布~新島、調布~神津島、調布~三宅島で24便の定期旅客便の運航を予定している。
サステオは、使用済み食用油や微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)から抽出した油など、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマス原料から作られており、原料となる植物や藻類が成長過程で光合成によりCO2を吸収するため、燃料を使用した際に発生するCO2の排出量が実質的にプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されている。
東京都は昨年10月31日、㈱ユーグレナと「バイオ燃料導入促進事業に係る協定」を締結、さまざまなモビリティなどにおけるバイオ燃料の活用に取り組んでいる。
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(冒頭の写真:東京都の発表資料より)