日本食品化工、「国産」表示が可能な食物繊維の需要拡大
難消化性グルカン「フィットファイバー♯80」を取り扱う日本食品化工(株)(東京都千代田区、高野瀬励社長)では、加工食品の新たな原料原産地表示制度に対応する企業から、「国産」表示が可能な食物繊維として「フィットファイバー♯80」の引き合いが強まっているという。
「フィットファイバー♯80」は国内で一貫製造している。安全性については、米国食品医薬品局(FDA)のGRAS認証によって確認済み。液状のため、飲料などへの配合に適している。また、香りを閉じ込めにくく、配合する素材の風味を生かせるという特性や、価格競争力もあると説明している。
低糖質や食物繊維強化のニーズも強いが、新たな原料原産地表示への切り替えが本格化するに伴って、国内製造品の食物繊維として需要が拡大している。