金秀バイオ㈱（沖縄県糸満市、宮城幹夫社長）が製造・販売するフコイダン配合健康食品２製品がこのほどベトナムで賞を受賞した。現地の業界団体、ベトナム機能性食品協会（VAFF）主催の「Public Health 2021」でゴールデン賞を受賞。同社が先月末までに発表した。20年に続き2年連続の受賞となる。

　同社によると、『ナノフコイダンエキス顆粒』と『スーパーフコイダン』の2製品についてゴールデン賞を受賞した。この賞は、サプリメントや健康機能性食品をベトナム全域で販売していることを称えるもので、製品品質から企業の社会的責任などまで評価されたという。前回の受賞はナノフコイダンエキス顆粒の1製品のみだった。

　同社は2014年ごろから代理店を通じてベトナムに販路を拡大。アジア市場では他に、インドネシア、マレーシア、シンガポール、香港、タイなどでも販売している。その中でも「ベトナムからの引き合いが多い」（同社営業部）という。

　2年連続での受賞にあたり同社の宮城社長は、「海外での販売に注力している中でこのような評価をいただいたことは大変名誉なこと。今後も沖縄から世界へ発信する製品開発に取り組んでいく」との談話を出した。

（画像：受賞した2製品と表彰状。金秀バイオ提供）