日本介護食品協議会、アイスや煎餅などの「拡張UDF」新設へ
日本介護食品協議会は17日に開かれた第19回定期総会で、ユニバーサルデザインフード(UDF)に「拡張UDF」を新設すると発表した。2カ月後をめどに「拡張UDF自主規格ガイドライン」を公表し、今年度中に運用を開始する予定としている。
同協議会の技術委員会は、(1)アイスクリーム・チョコレート・キャラメルといった温度とともに物性が変わる食品、(2)ふりかけのように単独では食さないもの、(3)煎餅・おかきのように、水分に触れることで物性が変わるもの――などのうち、現行のUDF規格を満たせないが、介護食品として流通している製品を対象に、そのあり方を検討してきた。
これらのうち、UDFの理念に適合する製品を対象に、既存の4区分に加えて、「拡張UDF」として新たに格付する方針を示した。