日本コカ・コーラ㈱（東京都渋谷区）がプラズマ乳酸菌の機能性表示食品の届出を行い、消費者庁が19日、届出資料を公開した。『ジョージア』、『い・ろ・は・す』、『ミニッツメイド』といった、同社の代表的な飲料ブランドからそれぞれ1製品ずつ、計3製品届け出たもので、いずれも健康な人の免疫機能に対する働きを表示する。プラズマ乳酸菌はキリングループの独自素材。グループ外企業からの届出が広がっている。

　19日、消費者庁は機能性食品の届出情報公開データベース（DB）更新を実施。届出番号H287から同292まで計6件（サプリメント1件、それ以外の加工食品5件）の新規届出を公開した。同DBの更新は、前日に続き2日連続。

　同日、届出が公開された、日本コカ・コーラによるプラズマ乳酸菌配合機能性表示食品は、『ジョージア　プラズマ乳酸菌　免疫ケア』（コーヒー飲料）、『い・ろ・は・す　プラズマ乳酸菌　免疫ケア』（清涼飲料水）、『ミニッツメイド　プラズマ乳酸菌　免疫ケア』（25％りんご果汁入り飲料）の3製品。これまでに同社は20製品超の機能性表示食品を届け出てきたが、プラズマ乳酸菌の届出は今回が初めて。

プラズマ乳酸菌の届出、累計50件目前 キリングループ外企業からの届出も多く

　これにより、2020年8月に届出が初めて公開された、プラズマ乳酸菌を機能性関与成分にした機能性表示食品の届出総数は累計46件になり、50件を目前にしている。キリンホールディングス㈱やキリンビバレッジ㈱など、プラズマ乳酸菌を独自素材として展開するキリングループ各社からの届出の他に、カンロ㈱、オリヒロプランデュ㈱、森永製菓㈱、㈱日本薬健、大正製薬㈱、常盤薬品工業㈱、さらに今回の日本コカ・コーラといった、グループ外企業からの届出も目立つ。

（冒頭の画像：日本コカ・コーラが届け出たミニッツメイド　プラズマ乳酸菌　免疫ケア』の表示見本。消費者庁の届出情報公開DBから一部切り抜き）

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