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扶桑化学工業、機能性関与成分としてクエン酸のニーズ拡大

 扶桑化学工業(株)(大阪市中央区、中野佳信社長)では、主力原料のクエン酸について、飲料メーカーなどから機能性表示食品の機能性関与成分としてのニーズが強まっている。

 クエン酸は飲料のフレーバー用途などで少量使用されることが多いが、最近では、クエン酸を機能性関与成分とした機能性表示食品の清涼飲料水などの流通量が増加。これに伴い、機能性関与成分としてのクエン酸の認知度が向上してきたという。

 現在、クエン酸を機能性関与成分とする機能性表示食品の届出は15品目が公表されている(他成分との組み合わせも含む。15品目のうち2件が撤回)。

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