愛知県は26日、健康食品による健康被害に関する相談が急増していることを受けて、注意喚起を行った。

　インターネット通販などで購入した健康食品の摂取で体調を崩したという相談が、2018年12月～19年11月の期間に37件寄せられている。前年同期は9件だった。

ダイエットサプリメントの摂取後に下痢や吐き気、バストアップサプリメントの摂取後にめまいや湿疹を生じたという相談が目立つという。また、相談の8割近くが定期購入契約であり、体調不良をきっかけに、解約・返品トラブルへ発展する事例が多くなっている。

　県では、摂取して体調に異変を感じた場合、すぐに使用を中止するように呼びかけている。