希乃屋に対する「申入れ」活動終了 「22年11月以降の苦情なし」(ケーシーズ)
特定適格消費者団体の(特非)消費者支援機構関西(KC’s/ケーシーズ)はこのほど、㈱希乃屋(東京都世田谷区、鈴木亮市社長)に対する申入れ活動を9月をもって終了したと発表した。10月3日付の書面「ご連絡」(=写真)で同社に通知した。
ケーシーズが染毛剤を販売する希乃屋に対し、3月30日付で「再申入れ」および「再お問合せ」を行ったところ、4月12日付で同社から「希乃屋ショップについては、2023年2月末をもって閉店。希乃屋ブランドの商品はamazon等のサイトにおける販売のみとなる」との回答が届いていたが、昨年9月21日以前に希乃屋ショップで申し込んだ商品の販売が継続している場合、休止・解約するための手続き方法についてどうなるのかとの再問合せについては回答がなかった。
5月の時点で同団体は取材に対し、「問い合わせ窓口がない状態につき、検討中」としていた。
今回、ケーシーズの担当者は取材に対し、「22年11月以降の苦情が発生していないことを確認した」とし、「直営ショップが閉店したこと、その後の苦情が発生していないこと、amazon等のサイトの販売からは、意図しない定期購入になってしまうことも少ないと考えられることから、お問合せ活動の終了を判断した」と答えている。
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