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岐阜県関市の中華料理店で食中毒 患者13人に症状、12日から営業停止

 岐阜県関市にある中華料理店「泉味(いずみ)」において、ノロウイルスによる集団食中毒が発生した。県はきのう12日から同店に営業禁止処分を下した。

 4月11日(金)、関保健所に住民から「4月7日(月)に関市内の飲食店を利用した複数人が下痢や嘔吐などの症状を訴えている」との通報があった。保健所の調査により、患者全員が同店で提供された食事を共通して摂取していたこと、患者および調理従事者の便からノロウイルスが検出されたこと、医師から食中毒の届出があったことから施設が提供した食品が原因であると断定された。

 油淋鶏(ユーリンチー)、ラーメン、唐揚げ、ご飯、漬物などを食べた6歳~47歳までの男女13人(男性8人、女性5人)が、下痢・おう吐などの食中毒症状を発症した。患者はすでに快方に向かっているという。
 関保健所は同店に対し、12日から食品衛生法に基づく営業停止処分を命じているが、処分は再発防止措置が講じられた後に解除されるものとしている。

 岐阜県内において、同事案を含む今年の岐阜県内の食中毒発生件数は11件、有症者数は626人となっており、うちノロウイルスが原因とされた件数は9件に上る。
 今年3月には同県岐南町で400人を超える大規模な集団食中毒が発生。弁当を提供していた仕出し業者が閉業するという騒ぎがあった。

【編集部】

発表資料はこちら(岐阜県HPより)

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