大阪府、再びオンリーワンの健康食品から医薬品成分を検出
大阪府は11日、健康食品の買上調査の結果、インターネット通販で販売されていた強壮効果などを標ぼうする健康食品『恋するコーヒー』(65g、販売者:(株)オンリーワン、東京都中央区)から、医薬品成分のジメチルジチオノルカルボデナフィルを検出したと発表した。
大阪府では、同製品の使用中止などを注意喚起し、販売者を所管する東京都に通報した。今後、東京都が対応する。
ジメチルジチオノルカルボデナフィルは、国内で医薬品として承認されているバイアグラ錠の成分であるシルデナフィルと類似の作用を持つとみられている。シルデナフィルの主な副作用として血管拡張、頭痛、動悸などがある。
大阪府は今年3月27日にも、同社の健康食品『恋するサプリメント』から医薬品成分が検出されたと発表している。