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大豆・イソフラボン摂取、血中脂質やヘモグロビンA1cに関係せず

 大豆・イソフラボンの摂取と、糖尿病の判断基準の1つであるヘモグロビンA1cは関係しないことが9日、国立がんセンターのコホート研究でわかった。大豆製品を多く摂取する人で糖尿病に罹るリスクが低いという報告があるが、今回の研究では関連が認められなかった。また、血中脂質についても関連が認められなかった。

 研究班は全国9地域の7,252人を対象に、5年間にわたる大豆・イソフラボンの摂取量と血中脂質、ヘモグロビンA1cの変化について、関連を調べた。その結果、統計的に優位な関連は見られなかった。発酵性大豆についても認められなかった。

 ただし、BMI25以上のグループに限定した場合、特に納豆の摂取と血中脂質の変化に関連が見られた。一方、この場合も、ヘモグロビンA1cとの関連は認められなかったと報告している。

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