セティ（株）（東京都千代田区、ギヨーム・カルー社長）は21日、ヒト試験によって、多種類の乳酸菌・ビフィズス菌を混合した原料に、便通改善作用があることを確認したと発表した。

　試験は、便秘傾向があり、肌の荒れ・乾燥が気になる20～60代の女性109人（日本国内在住）を対象に実施。多種類の乳酸菌・ビフィズス菌が入ったカプセル状の食品（1日1カプセル）を2週間にわたって摂取させた。摂取前と摂取後の違いをアンケート調査によって把握した。

　その結果、排便回数、便性状、日本語版便秘尺度（CAS）などで、摂取前と比べて摂取後に、有意に改善したことが確認された。また、肌の状態についても、ニキビ・肌荒れ、肌の乾燥、ハリの各項目で、改善傾向が見られたと報告している。