国立栄研、素材情報DBに「プルーン」の安全性情報追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は2日、素材情報データベースに「プルーン」に関する安全性情報を追加した。
日本人の36歳妊婦が、妊娠32週頃から鉄補給のためにプルーンを1日4~5個摂取していたところ、34週に胎児心エコーに三尖弁逆流が認められた。
40週で出産後、出生児のSpO2低下のため入院。心エコーで右室肥大、内腔狭小化がみられ、プルーン中のポリフェノール過剰摂取による胎児の動脈管早期収縮が疑われたが、加療により改善したという。