国立栄研、素材情報DBに「ブルーベリー」の安全性情報追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は4日、素材情報データベースに「ブルーベリー」に関する安全性情報を追加した。
38歳の日本国籍の妊婦が、妊娠9カ月から2カ月間、ブルーベリー入りヨーグルトを連日摂取したところ(摂取量不明)、在胎39週1日で自然分娩で出産したが、出生児にチアノーゼ、SpO2低下が認められ搬送された。
超音波検査で右心壁肥厚、三尖弁逆流、心房間の右左シャント、肺高血圧、動脈管の閉鎖が確認され、ブルーベリーに含まれるポリフェノールとの関連が疑われる動脈管早期収縮と診断されたが、その後、加療により改善したという。ブルーベリーの摂取量は不明。