味の素グループ、栄養プロファイリングシステムを導入
味の素(株)(東京都中央区、西井孝明社長)は14日、同社が開発した製品用栄養プロファイリングシステム「ANPS-P」をグループ9法人(日本を含む7カ国)の約500品種の製品に対して導入すると発表した。
ANPS-Pは、主にオーストラリア・ニュージーランドで用いられている栄養プロファイリングシステム「Health Star Rating System」のスコア算出方法に準拠。過剰摂取を避けるべき栄養成分(カロリー、添加糖、ナトリウム、飽和脂肪酸)、不足しがちで摂取が推奨される栄養成分・食品群(タンパク質、野菜・果物・ナッツ・豆類、食物繊維)の製品中の含有量を基に、製品の栄養価値を評価する。
導入により、製品の栄養価値を共通の基準で評価し、栄養面の課題を把握することが可能になる。これに基づいて、製品の改定や栄養価値の高い製品の提供を行うことによって、生活者の健康増進に貢献する考えだ。