参天製薬と東海大、ヒシエキス・ルテイン混合物に白内障抑制作用
参天製薬(株)(大阪市北区)と東海大学農学部バイオサイエンス学科の永井竜児教授らのグループは26日、ラットを用いた動物実験を実施し、ヒシエキス(トウビシ果皮ポリフェノール)・ルテイン混合物の摂取による白内障抑制作用を確認したと発表した。
研究では、糖尿病モデルラットにヒシエキス、ルテイン、ヒシエキスとルテインの混合物を69日間にわたって摂取させた。試験終了後に、水晶体の混濁度評価などを行った。
その結果、混濁度評価については、糖尿病群で顕著に白内障の発症が認められたが、混合物群では混濁が抑制されたと報告している。