医薬品と健康食品の相互作用
グルコサミンとワルファリン
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は22日、素材情報データベースに「グルコサミン」の安全性情報を追加した。
心臓外科手術の既往歴があり、ワルファリンを服用中の79歳の日本人女性が、グルコサミンを含有する健康食品を摂取したところ、プロトロンビン時間延長、硬膜下血腫、皮下血腫を生じた。グルコサミンによるワルファリンの作用増強が原因と考えられた。摂取量や摂取期間は不明という。