化粧品開発の知見を食品へ 【機能性表示食品特集】ニコダームリサーチ、食品CROとの連携を目指す
㈱ニコダームリサーチ(大阪市中央区、矢作彰一社長)は、化粧品・医薬部外品・医薬品・食品の原料、製剤の安全性・有用性評価の受託などを行う。
顧客の商品にさらなる可能性を提供するために、さまざまな訴求テーマについて、適切な有用性試験を提案する。効能のまったくわからない新規素材、既存素材の新しい効能の探索、安全性が確認された原料、最終製剤など訴求テーマに応じた効能のエビデンスを提供する。
こうした有用性試験に加え、ヒト安全性試験、動物実験代替法試験による安全性試験なども提供する。これらの試験を通じた化粧品開発支援を武器に、同社では現在、食品の肌に対する機能評価にも意欲を示している。今年、就任した矢作彰一社長は、「化粧品開発で数多くのお客様に、確かな有効性・安全性などさまざまなエビデンスを提供してきた。化粧品による外側からと、サプリメントや食事による体の内側からの内外美容を提案する企業が増えている。食品の試験をメインに行う食品CROと連携することで、多様化する顧客ニーズに迅速に対応できるサポート体制を構築したい」と話す。
同社は化粧品原料を販売する日光ケミカルズ㈱(東京都中央区、中原秀之社長)の傘下である、ニッコールグループのグループ企業。同グループは、グローバルなネットワークのもとに各社が結びつき、市場ニーズをリアルタイムにキャッチ。化粧品、医薬品、繊維、食品など幅広い分野で、つねに未来を先取りし、優れた機能と価値をもつ斬新な製品を開発、生産、供給し続けている。
<COMPANY INFORMATION>
所在地:大阪市中央区安土町1-6-14(本社)
TEL: 06-6125-3501
E-mail:ndr_info@nikkolgroup.com
URL:https://www.nikoderm.com/
事業内容:化粧品・医薬部外品・医薬品・食品の原料、製剤の安全性・有用性評価の受託、最適な安全性・有用性評価法の提案
(冒頭の写真: 矢作彰一社長 )