健康食品、150億円台回復も減少 【11月の通販売上高調査】化粧品は8カ月連続減
(公社)日本通信販売協会(JADMA)が会員企業121社を対象に行った2022年11月度の通販売上高調査は、総売上高が1,312億5,900万円となり、前年の同じ月と比べて0.8%減少した。前の月の3.9%増から減少に転じた。
商材ごとの売上高を見ると、2カ月連続で130億円台にとどまっていた「健康食品」は、155億4,100万円となり、前の月から20億円超増加した。ただ、前年の同じ月との比較では1.3%減少し、前の月の横ばいから減少に転じた。
また、前年同月割れが続いている「化粧品」は、170億100万円だった。前の月と比較すると約15億円増加したものの、前年同月比は5.4%の減少となった。減少は、年度が切り替わった22年4月を起点にすると8カ月連続。
11月は前年同月の売上高を下回る商材が目立った。増加は、「衣料品」と「食料品(健康食品を除く)」などにとどまった。食料品は126億5,900万円。前年同月との比較で5.1%増加した。
(下の画像:22年11月度通販売上高調査結果。JADMA報道発表資料から)