今月7回目【機能性表示食品届出更新】 ニンニク由来成分「SAC」に新ヘルスクレーム
消費者庁は21日も機能性表示食品の届出情報公開データベースの更新を行い、届出番号H581~H596まで合計16件(サプリメント5件、それ以外の加工食品11件)の新規届出を公開した。更新は今月に入ってから7回目。18日にも更新していた。
新規の機能性関与成分やヘルスクレームは今回も見られなかった。
ただ、既存機能性関与成分のS-アリルシステイン(SAC)として初のヘルスクレームを行う届出が公開された。「注意力や思考力などを使う作業による一時的な精神的疲労感を軽減することが報告されています」というもの。もともとSACは「日常生活における一時的な疲労感」の軽減を訴求する届出が行われていた。新たなヘルスクレームを届け出たのはSAC含有ニンニクエキス末の製造・販売を手がける備前化成㈱(岡山県赤磐市)。
この日公開された新規届出は以下の一覧のとおり。GABAの届出が目立つ更新となった。公開された16件のうち7件が該当する。
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