乳酸菌発酵果汁飲料に花粉症軽減作用
(株)ヤクルト本社(東京都港区、根岸孝成社長)は11日、ヒト試験により、乳酸菌発酵果汁飲料に、スギ花粉症症状の軽減作用があることを確認したと発表した。
試験は、花粉症の自覚症状がある男女100人を無作為に、乳酸菌発酵果汁飲料を摂取するグループと果汁飲料(プラセボ)を摂取するグループに分けて実施。それぞれ1日1本を8週間にわたって摂取してもらい、花粉飛散時初期(2017年2~4月)の症状を比較した。
その結果、乳酸菌発酵果汁飲料のグループはプラセボのグループと比べて、症状が有意に軽減されたという。