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ロッテ、ガムを噛むことの影響を検証 顔の筋活動・表面温度が上昇することが明らかに

 ㈱ロッテ(東京都新宿区、中島英樹社長)はこのほど、「ガムを噛むことで顔表面温度が上昇すること」を確認したと発表した。ガム咀嚼と顔表面の筋活動への影響に関する研究を実施。同研究成果は日本抗加齢医学会誌「アンチ・エイジング医学(2024年6月号) 」に掲載された。

 同社では以前、継続的な咀嚼トレーニングによるフェイスライン角度への影響について報告し、咀嚼による筋活動が活動部位の形態的変化に影響する可能性が示唆されたと発表していた。今回、ガム咀嚼による筋活動状態を筋電図と顔表面温度により複数部位観察する検証を行った。

 25歳から53歳の健常な成人12人を対象に、無摂取、ガム2粒の咀嚼をそれぞれ3分、あるいは10分間行い、筋活動状態を筋電図と顔表面温度により複数部位検討した。
 その結果、ガム咀嚼中は計測した全部位(咬筋、眼輪筋、口輪筋、顎二腹筋相当部)において、有意な筋活動の増加が認められた。顔表面温度でも頬、正面、口辺において無摂取時と比較してガム咀嚼で有意に上昇。また、咀嚼終了から3分後でも、両頬正面の温度上昇の継続が観察されたとしている。

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