ライオン、石巻市で累計1万本を植樹 東日本大震災の復興支援活動被災地支援「石巻復興祈念公園植樹活動」で
ライオン㈱(東京都台東区、竹森征之社長)はこのほど、宮城県石巻市「石巻復興祈念公園植樹活動」で累計1万本の植樹を達成したと発表した。
同社は、東日本大震災の復興支援活動被災地支援の一環として、2019年から同市と同活動に取り組んできた。10月14日に実施した植樹活動によって、「石巻南浜津波復興祈念公園」全体の植樹本数の約1割となる累計1万本の植樹を達成した。
同社は、11年の東日本大震災以降、創業者小林富次郎氏のゆかりの地である同市内で、独自に復興支援活動を続けてきた。同年10月からは、「東北に元気をlove.石巻」プロジェクトとして、同社従業員が参加し、保育所・幼稚園での生活習慣(歯みがき、手洗い)の啓発活動や水産加工業者を同社の各事業所に招き石巻マルシェ(物産展)を開催するなどの取り組みを行ってきた。
さらに19年1月には、同社が培ってきた健康づくりに関する知見を活用して、市民の健康増進と地域の活性化を図るために、同市と包括連携協定を締結した。同市では、復興祈念公園での植樹活動として約10万本の植樹を計画している。同社も包括連携協定の一環として、19年から毎年同社従業員、取引先、同市民で力を合わせて植樹に取り組んできた。
同社では、今後も同市の住民とともに、従業員参加のもと、さまざまな活動に取り組むとしている。
(冒頭の写真:植樹活動の様子、同市齋藤市長(左)と同社小林取締役兼上席執行役員/同社リリースより)