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メナード、霊芝の胞子油に新知見 造血幹細胞を増やす効果、ケイヒ、高麗人参との組み合わで疲労改善効果を確認

 日本メナード化粧品㈱(愛知県名古屋市、野々川純一社長)はこのほど、霊芝の胞子油に造血幹細胞を増やす効果を発見したと発表した。また、霊芝胞子油にケイヒと高麗人参の抽出物を組み合わせると、造血幹細胞から赤血球の産生が促進されることが分かった。

 これらの結果から、この3種の生薬抽出物により、体内の造血系を活性化させることで、疲労改善効果につながると期待されるとしている。今回、この3種の生薬抽出物を3カ月間飲用してみたところ、疲労改善効果があることを確認した。

 同社はこれまでに、加齢に伴う疲労の蓄積に血液の状態が関係していると考え研究を進めてきた。その結果、血液中に機能低下した赤血球の割合が増加すると、身体が疲れやすくなることを発見。また、機能低下した赤血球が増える原因として、加齢で増加する「IL-1α」と呼ばれる炎症性タンパク質が、造血幹細胞からの新しい赤血球の産生を妨げており、それが大きく影響していることを突き止めた。

 今後は、有効成分の特定を進めつつ、根本的な疲労改善を目指した技術開発へとつなげるとしている。同研究の成果は、8月24日から25日にかけて千葉で開催された第41回和漢医薬学会学術集会で発表した。

(冒頭の写真:同社リリースより)

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