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メカブに食後血糖値の抑制作用

 カネリョウ海藻(株)(熊本県宇土市、高木良樹社長)は19日、和洋女子大学との共同研究により、メカブの食後血糖値抑制作用を確認したと発表した。研究成果は第16回日本機能性食品医用学会で報告した。

 試験は、健常成人女性7人(21.4±1歳)を3群に分けて、それぞれ白飯群(白米200gのみ)と、メカブ群(白米+メカブ40g)、キャベツ群(白米+キャベツ40g)の試験食を摂取してもらった。摂取前、摂取30、60、90、120分後に血糖値を測定した。

 その結果、メカブ群では食後30分と60分で、白飯のみと比較して、血糖値の上昇を抑える傾向が見られた。食後60分ではキャベツ群と比較してもメカブ群は低値となった。また、血糖上昇曲線下面積(AUC)についても、メカブ群はほかの2群と比較して低い値だったとしている。

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