1. HOME
  2. 通販
  3. ファーマフーズ、売上高35%増 【第1四半期】約170億円、BtoC 事業など好調維持

ファーマフーズ、売上高35%増 【第1四半期】約170億円、BtoC 事業など好調維持

 ㈱ファーマフーズ(京都市西京区、金武祚社長)の2023年7月期第1四半期決算が発表され、連結売上高は前年同期比35.1%増の170億3,000万円、純損益は18億2,000万円の赤字(前期12億3,100万円の黒字)だった。

 ヘルスケア商材の通信販売を手がけるBtoC事業の売上高が前期比24.8%伸びた他、健康食品向け原材料の販売などBtoB事業の売上高も同270.5%増と好調で、大幅な増収になった。

 一方で、広告宣伝費や研究開発費も増え、損益は赤字に転じた。通販の定期顧客を獲得するための広告宣伝費に前期比90.2%増の128億円を投資した。

 同期のBtoC事業連結売上高は150億9,500万円だった。グループ会社の明治薬品㈱が手がける機能性表示食品『シボラナイトGOLD』をはじめ、累計出荷本数が100万本を超えたまつげ美容液が増収に寄与した。

『シボラナイトGOLD』の定期顧客件数は14万4,000件を突破した。「広告表現の一部見直しを行い、新規獲得ベースは鈍化したものの、継続率が当初想定より高い結果となった」と同社。これにより同商品の売上高は23億9,000万円と前期第4四半期と同水準を維持した。

 BtoB事業の連結売上高は18億6,900万円だった。健康食品向け原材料販売で主力の機能性表示食品対応素材『ファーマギャバ』の売上高が前年同期比69.9%増の2億5,800万円と好調だった。機能性表示食品向けの採用拡大が続いた他、「アフターコロナの動きに呼応」するかたちで米国での採用が増えた。

 BtoB事業では、前期第2四半期から業績に組み入れている明治薬品が手がける医薬品受託製造事業、機能性表示食品や医薬品などをドラッグストア向けに販売する事業も堅調を維持。これが増収に寄与した。

 通期予想は売上高710億円(前期比18.0%増)、営業利益11億9,100万円(同10.3%増)、当期純利益8億8,600万円などと据え置いている。

関連記事:ファーマフーズ、通販事業で100億円積み増す計画
    :22年7月期決算 連結売上高601億円、前期比28.7%増

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ