ビーエイチエヌ、原料の安全性確保に細心の注意
健康食品業界で無承認無許可医薬品の取り締まりが相次いでいることを受けて、ビーエイチエヌ(株)(東京都千代田区)の石原健夫社長はこのほど、「原料成績書の提示を求めるだけではだめ」と指摘し、受託製造企業や原料・素材メーカーで構成する業界団体「CRN JAPAN」の健康食品原材料情報書を元に情報開示を求めていることを明らかにした。
また、支給側に責任の所在に関する契約書を交わすなど、幾重にもわたる防止策を取っているという。「品質管理部門と営業の権限を分ける」など、健康食品GMPガイドラインに即した実際の運用が大切と話している。
これまでに同社は、機能性表示食品17件の届出支援を実施。取り扱い原料はイチョウ葉エキス末、ホスファチジルセリン(PS)、酢酸(黒酢)、ボタンボウフウ、大麦βグルカン、ヒアルロン酸の6素材。他社の素材を使用したルテイン、DHA・EPAなどを含めると8素材の届出公開実績がある。
<COMPANY INFORMATION>
所在地:東京都千代田区神田錦町1-16(本社)
TEL:03-5281-5661
FAX:03-5281-5662
URL:http://www.bhn.co.jp
事業内容:健康食品、化粧品の製造
(写真:播磨生産開発センター)