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パッションフラワーで機能性表示 オリザ油化、対応素材のラインアップを拡充

 オリザ油化㈱(愛知県一宮市、村井弘道社長)が原材料販売を手掛ける機能性表示食品対応素材のラインアップに、パッションフラワーエキスが新たに加わった。これにより対応素材が12素材19ヘルスクレームに増えた。パッションフラワー由来フラボノイドを機能性関与成分にしたサプリメントの届出が15日までに公開されたのを受けたもので、ヘルスクレームとしては、日常生活で生じる一時的な活力感の低下を軽減する旨を追加した。

 同社は、「トケイソウ」とも呼ばれるハーブ、パッションフラワー(Passiflora incarnata)に含まれるフラボノイドを有効成分として規格化した抽出物を2016年に発売。もともとパッションフラワーに睡眠やメンタルに及ぼす働きのあることが報告されていた中で、「体内時計」(概日リズム)に着目した研究を行い、時計遺伝子(概日リズム制御遺伝子)の発現量を増やす機能性があることを見いだした。22年1月に特許(概日リズム改善剤)を取得している。

 「パッションフラワー由来フラボノイドには仕事や家事などの日常生活で生じる一時的な活力感(元気いっぱい、活力にあふれていたなど)の低下を軽減する機能が報告されています」。このほど公開された機能性表示食品の届出ヘルスクレームはこうしたもので、1日あたり有効摂取量は6mg。同社のパッションフラワーエキスには、フラボノイド含量を3%以上で規格化した粉末品と、1%以上の水溶性粉末の2製品があり、届け出た製品には3%以上品を使用した。

 パッションフラワー由来フラボノイドを機能性関与成分にしたサプリメントの届出は13日に初めて公開。続いて15日にはオリザ油化からの届出も公開された。同社では今後、パッションフラワーエキスを配合した機能性表示食品の開発提案を積極的に進めていきたい考え。

【石川 太郎】

(下のグラフ:パッションフラワー由来フラボノイド含有サプリメントを12週間摂取後の活力スコアの変化。オリザ油化の報道発表資料から)

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