デビルズクロー、機能性表示食品に ひざ関節対応でハルパゴシド、1日27mg
消費者庁が23日に行った機能性表示食品の届出データベース情報更新で、ハーブの「デビルズクロー」に由来する機能性関与成分に関する届出が公開された。初の機能性関与成分で、ひざ関節に対する働きを訴求できる成分が新たに登場したことになる。
今回初めて公開された機能性関与成分は、デビルズクロー由来ハルパゴシド。同成分に報告されている、「膝に違和感を持つ方の日常生活における膝を曲げ伸ばし時に生じる違和感を軽減する機能」を訴求するサプリメントを、㈱基理(東京都豊島区)が届け出た。
1日あたり摂取目安量は27mg、抽出物としては210mg。研究レビューを実施したのは、ハルパゴシド含有デビルズクローエキス末の製造販売を手掛けるオムニカ㈱(静岡県裾野市)。同社では、生産拠点の「裾野工場」で、ナミビア産のデビルズクローからハルパゴシドを抽出、高純度精製を行い、サプリメント向け原材料として市場に展開している。
(冒頭の画像:デビルズクロー由来ハルパゴシドを機能性関与成分にしたサプリメントの表示見本。消費者庁の届出データベースより)