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ダイドー、トリゴネリン研究開始 筑波大学と共同で 高年齢層向けコーヒー飲料開発めざす

 コーヒーの生豆に多く含まれるとされる「トリゴネリン」という成分について、ダイドードリンコ㈱(大阪市北区)が、筑波大学の磯田博子教授らと共同研究を始めたという。

 トリゴネリンが認知機能に及ぼす働きについて、ヒトの神経細胞や動物を使い、作用メカニズムの解明に取り組む、としている。共同研究を通じてトリゴネリンを「徹底探求」し、高年齢層向けコーヒー飲料の開発をめざしたい考え。先月28日付で伝えた。

 「高齢化社会の到来により、コーヒー飲料の業界にも健康志向の大きな波が押し寄せている」と同社。食品成分と記憶学習に関する研究実績がある磯田教授らとの共同研究の先に、「当社の商品における付加価値の持続的な向上や科学的根拠に基づいた信頼性の高い商品づくりを見据え」ているという。

 トリゴネリンと認知機能の関係については以前から言われていた。インターネット上には、その働きを訴求するコーヒー関連製品もみられる。ただ、トリゴネリンを機能性関与成分にした機能性表示食品の届出は、今のところ行われていない。

 「事業拡大の基盤となる研究、開発を進める」。同社は1月28日付ニュースリリースでそう表明。筑波大との共同研究を通じて開発をめざす高齢者層向けコーヒー飲料を、事業拡大のための推進力にしたい考えのようだ。

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