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セイヨウシロヤナギと解熱鎮痛剤の相互作用で男児死亡

(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所は29日、素材情報データベース上で、セイヨウシロヤナギと医薬品の相互作用による死亡事故を公表した。

 カナダ在住の2歳4カ月の男児が、上気道症状のため、解熱鎮痛剤のアセトアミノフェンと一緒に、セイヨウシロヤナギの樹皮を含む茶を摂取したところ、肝障害と切迫性脳ヘルニアを発症。治療を受けたが改善せずに死亡した。

 セイヨウシロヤナギに含まれるサリチル酸と、アセトアミノフェンの相互作用によって、劇症肝炎が発症したとみられている。

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