スケソウダラのタンパク質摂取、高齢女性の骨格筋量増加を示唆
日本水産(株)(東京都港区、的埜明世社長)は11日、早稲田大学との共同研究により、スケソウダラのタンパク質を朝に食べることで、高齢女性の骨格筋量が増加する可能性が示唆されたと発表した。
これまでの研究により、スケソウダラのタンパク質に健常な高齢者の筋肥大効果があることや、時価栄養学において朝食時の十分なタンパク質摂取によって骨格筋量・筋力が増加することが報告されている。
研究グループは、65歳以上の要支援1~2の高齢者の男女25人を対象に、スケソウダラのタンパク質を朝に摂取してもらい、骨格筋量・筋肉増加への有効性を確認した。その結果、自立歩行ができる高齢女性が朝にスケソウダラのタンパク質を摂取した場合、骨格筋量が増加する可能性が示唆されたと報告している。