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サビンサ創業者お別れの会が日本でも 研究者が弔辞「人々の健康に天然物を生かした功績大きい」

 先月死去したサミ・サビンサグループ創業者、ムハマド・マジード氏(享年75歳)とのお別れの会が19日、都内ホテルであった。

 日本法人の㈱サビンサジャパンコーポレーション(東京都豊島区、佐次本英行社長)が主催したもので、取引先関係者や同社OBら約50人を招待。クルクミン高含有ウコン抽出物に代表される、バックグラウンドにインド伝統医学アーユルヴェーダを持つサプリメント向けハーブエキスを数多く生み出し、日本を含む世界のサプリ市場へ広げる役割を果たした故人を偲んだ。

 「数々の機能性食品素材や知的財産など、マジード博士(薬学博士)が残してくれた財産を次の世代、そしてより多くの消費者に届けられるよう、引き続き努力していく」

 会の冒頭で挨拶に立ったサビンサジャパンの佐次本社長はそう決意を語り、参加者に力添えを求めた。

 また、日本発のクルクミン含有機能性飲料の研究開発に携わったことで知られ、マジード氏とも交流のあった渡邉泰雄・横浜薬科大学総合健康メディカルセンター代表は弔辞で、故人の功績は「無数の可能性を持つ天然物の研究開発を進め、(人びとの)健康のために生かした」ことだと振り返り、「今後も(マジード氏が生んだ)『サビンサ』という製品を生かしていきたい」と述べた。

 渡邊氏は弔辞の中で、足元で生じている、機能性表示食品との関連が疑われる健康被害問題を受け、サプリメント全体に対する信頼が低迷している現状を悔しがった。しかし、必ず回復するとの信念を示し、「私たちが真剣に考え、良いモノを育てていくことで、回復させられる。ドクター・マジードの信念に沿って、サビンサが良いモノを作り、良い天然物を(人びとの)健康に生かしていくことで、必ず元に戻ると信じている」とマジード氏の遺影に語りかけた。

 弔辞を読んだのは他に、サビンサジャパンの学術顧問を務めていた小宮山寛機・北里環境科学センター顧問、サビンサジャパン元社長の遠藤馨氏、1990年代からサビンサ社の顧客であった㈱バレンタインの鈴木雅子社長の3人。それぞれマジード氏との直接の交流を振り返り、「とてもホスピタリティの高い人だった」と口を揃え、温かい人柄を持つ人物との交流を懐かしんだ。

【石川 太郎】

(冒頭の画像:会場に飾られたマジード氏の遺影と花祭壇)

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