グリーンハウス、産直事業が絶好調 【九州・沖縄】6年前からフルーツの産直開始
グリーンハウス㈱(福岡市中央区、横尾一浩社長)は1996年に青汁販売で創業した通信販売会社。その後、『楽臭生活』や『楽臭ハミガキ』などのエチケット商材を中心に事業を拡大してきた。6年前からはフルーツの産直事業をスタートさせた。機能性表示食品は現在、『睡眠体験』、『おなか想いのビフィズス菌』、『濃厚ビルベリー』の3商品を販売中。
同社が産直を始めたそもそもの理由は、「健康食品一辺倒の事業展開にリスクを感じたから」(横尾一浩社長)。年々、規制が強まる健康食品に対する保険をかける意味で、健食通販で培った経験を活かし、新聞やテレビ・インターネットなどの媒体を通じ、「まるかじり九州」の屋号で巨峰などのフルーツの産地直送販売を開始した。今では福岡県のいちご「あまおう」、熊本名産の「スイカ」、「メロン」、長崎の「ビワ」など、ラインアップは豊富だ。
コロナ禍でエチケット商材が伸び悩む中、「産直のフルーツは今が旬ということもあり、需要が多い」と絶好調の様子。一方、生ものだけに売れる販売期間も短い。「在庫の確保、商材をどうやって増やすか」(同)という新たな課題が浮上しているという。
健康食品に関しては、「大きな改善が必要」という。機能性表示食品も含めて商品のバリエーションを増やし、収益化する仕組み作りを見直している最中。データ収集を行い、来年以降に販促に反映させていきたいとしている。
<COMPANY INFORMATION>
所在地:福岡市中央区天神2-14-8(本社)
TEL:092-738-2828
E-mail:info@greenhouse-e.com
URL: https://www.greenhouse.ne.jp
事業内容:健康食品・化粧品の通信販売、九州産食品の産直事業
(冒頭の写真:横尾一浩社長)