クルクミンのサプリメント摂取で肝機能障害
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所は3日、クルクミンのサプリメントによる健康被害情報を公表した。
米国在住の78歳の女性(糖尿病と高血圧でシンバスタチンやアスピリンなどを服用)が、シンバスタチンの代わりにクルクミンのサプリメントを1カ月間にわたって摂取。その結果、黄疸と無胆汁便の症状が1週間続いた。検査で肝機能マーカーの上昇が認められた。
女性は、クルクミンのサプリメントの摂取中止と加療によって改善。摂取したクルクミンのサプリメントによる薬物性肝機能障害と診断された。