キユーピー、CITE JAPANに出展 ヒアルロン酸を中心に化粧品原料を提案
キユーピー㈱(東京都渋谷区、髙宮満社長)は17日から19日の3日間、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される、「CITE JAPAN 2023」に出展する(ブース番号:D6-13)。
同社が長年培ってきた安全・安心な化粧品原料、トレンドにマッチした新たな機能を紹介する。剤型に影響を与えないテクスチャーが特長のヒアルロン酸「HAbooster®」、洗っても流れ落ちない皮膚や髪への吸着性を実現した「ヒアロベール®」などを紹介する。
そのほか、加水分解卵殻膜「EMlastic」を紹介する。同社は、日本で生産される卵の約10%である年間約25万トンを使用している。その際に発生する年間約2.8万トンの卵殻や卵殻膜は、何もしなければメーカーにとっては産業廃棄物だが、同社ではそれらを100%有効活用し、産業廃棄物の発生量をゼロにしている。環境負荷を可能な限り少なくするため卵殻膜を粉砕、水に溶ける技術により、さまざまな商品に活用できる素材として提案する。
また、トウモロコシの種子から抽出、精製した植物性グリコーゲン「フィトグリコーゲン」を紹介する。同素材は、分子量が大きくグルコースが高度に枝分かれした構造をもつ多糖類。 使用感はべたつき感のないさらっとした特有の感触で、水溶液は粘度が低く、青みがかった光沢のある乳白色。
会期中は、英語、中国語での対応も行う。