カルビー、「Body Granola」の提供開始 メタジェン、サイキンソーと共同開発
カルビー㈱(東京都千代田区、江原信社長)は25日、㈱メタジェン(山形県鶴岡市、福田真嗣社長)、㈱サイキンソー(東京都渋谷区、沢井悠社長)と共同開発した、個人の腸内環境を検査しグラノーラを定期購買するサービス「Body Granola(ボディグラノーラ)」を開始した。
「Body Granola」は、消費者が自分の腸内フローラを調べて好みの素材(トッピングなど)を選ぶ、グラノーラの定期購買サービス。カルビーが成長戦略で掲げる「食と健康」領域の新たなビジネスモデルとして確立。5年間で延べ10万人に利用してもらうことを目標にしている。
カルビーでは、2030年に向けた長期ビジョン「NEXT Calbee&Beyond」の実現に向けて、新たな成長の芽を探る中で、20年夏、メタジェン社の個々人の腸内環境に着目した事業創出の考え方に共感し、21年春から本格的に共同研究を開始。1人ひとりの腸内環境に着目した新たなビジネスモデルの創出に注力してきた。
プレバイオティクスの考えを基に事業化を進める上で、サイキンソーの検査技術を導入。同社によると、素材の選定などに苦労したが、構想から約2年半の期間を経て、今回のサービス開始に至ったとしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)