カナダ保健省、子供向けサプリを自主回収
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は8日、カナダ保健省(Health Canada)が黄色ブドウ球菌混入のおそれがある製品の自主回収情報を公表したと伝えた。
これらの製品は、小児や10代の子供たちの脳や眼の健康、集中力、精神機能、注意欠如・多動症コントロールのための健康製品として2021年8月から販売されていたが、ロットNo.「GC2210-1」、賞味期限「2023年8月」の製品で黄色ブドウ球菌混入のおそれがあることが判明したため、現在、同ロットを対象に事業者による自主回収が実施されている。カナダ保健省は、当該製品を使用しないように勧告している。
今のところ、同品との因果関係が疑われる健康被害については不明としている。