オルリンクス製薬から再申入れに回答 とちぎ消費者リンクが書面公表
適格消費者団体(特非)とちぎ消費者リンク(栃木県宇都宮市、山口益弘理事長)が昨年10月31日に続き今年3月4日、㈱オルリンクス製薬(愛知県名古屋市、北川雅人社長)に対して行っていた再申入れについて、同社から回答書が送られていたことが分かった。
オルリンクス社は回答書において、定期購入の解約に当たり、身分証明書の開示を必須とする条項を削除。親権者の同意の記載のある第18条(1)の削除を行ったとしている。
とちぎ消費者リンクの申し入れは昨年10月30日に始まった。消費者契約法第8条に基づき、利用規約における「第3条変更・第11条免責」事項の削除または修正、同10条に基づき補充規約に関する「第12条」の削除または修正、定期購入方法に関する「第15条」の削除、消費者契約法第10条に基づき管轄裁判所を定めた「第13条」の削除、電子商取引及び情報財取引等に関する準則ならびに民法21条に基づき親権者の同意に関する「第18条」の削除を求めた。
これに対してオルリンクス社は同11月8日付の回答書で、一部の削除・変更を受け入れていた。